MRI装置(磁気共鳴断層撮影装置)は磁気を使用し、体の内部を観察するもので、レントゲンのような被曝がなく、通常は無害な検査です。レントゲン写真では見ることのできない、骨の内部、軟骨や靭帯、椎間板、半月板、腱、筋肉などを描出することができます。したがって単純レントゲン写真では特定することが困難な疾患に対する診断に有効です。
当クリニックでは、安心感と開放感を持って検査を受けていただけるよう、フルオープン型MRI装置を導入しました。
今までMRI検査を受診され、大きな音(うるさい)や閉塞感(せまい)を感じられた方でも、当クリニックのMRI検査では、そんな不快感を大幅に軽減することができます。
当院の導入したMRI装置は、米国GE社製Signa Profile HD Hybridです。
このMRI装置は、クラス最大の開口部(幅120cm×高さ44cm)をもち、今までのMRI装置では不可能であった側臥位(横向き)の検査も実施することができるようになりました。
この開口部(幅120cm×高さ44cm)の大きさは、従来型(幅110cm×高さ38cm)の約1.3倍の面積まで拡大しています。
当クリニックでは、整形外科領域を中心とした診断と治療の可能性を拡大する目的で、一般撮影機能に、透視機能を搭載した最新型X線撮影装置(レントゲン装置)を導入しました。
※透視機能とは、レントゲンを連続撮影し、即座に画像を表示させる機能です。
当クリニックの導入したX線撮影装置は、島津製作所製RADIOTEX FLUORO IIです。
島津製作所製RADIOTEX FLUORO IIは、リアルタイムに骨の観察が行えますので、単純に骨の動きを観察するだけでなく、部位を確認しながらの麻酔治療や整復術を行うことができます。
更に、緊急時の患部確認・異物の確認や不安定な関節に動的負荷をかけたときの診断にも、より迅速且つ的確に行うことが可能になります。
当クリニックでは、超音波法より精密なX線を用いたDEXA法を採用した骨塩量測定法を行っています。
当クリニックにて導入した骨塩量測定装置は、アロカ社製DCS-600EX-IIIです。
この装置の検査は痛みも無く、短時間で測定が可能です。
また、わずかな被ばく線量(約32μSv)で安心して検査が受けられます。
特に橈骨骨密度は、薬効による骨量変化の経過観察などにも広く用いられています。
当クリニックでは、血管のしなやかさを測定できる機器を導入しております。
動脈硬化など循環器疾患だけではなく、間欠跛行など整形外科疾患の診断にも有効です。検査時間は約5分と短く、お気軽にお問い合わせください。
散歩をしていて立ち止まった時に足が痛くなりませんか?検査をお薦めいたします。